ハマナスの香り
北海道の初夏の香りシリーズが続きます。
数日前からサロンの庭にあったハマナスにつぼみがついていたのが咲いていました!
私の背丈より高い大きなハマナスの樹です。
ハマナスは北海道の浜辺に群生しているバラ科の樹木。
学名はRosa rugosa 、英名がJapanese Roseで一重咲きのバラです。
香りはバラほど強くないけれど、やっぱりバラの甘くうっとりする香りです。
かつては日本でもハマナスの精油が作られていたそうです。
バラ精油は大量のバラからわずかしか精油が採れないのでとても高価ですが、きっとハマナスはもっと少ない量しか採れないのでしょうね。
精油成分にはゲラニオール、シトロネラール、シトラール、リナロール、オイゲノール等が含まれているそうです。
バラの香りの香水というと甘すぎて苦手な場合も多いのですが、以前、ファーム富田で買った「はまなすの調べ」っていう香水はバラよりも爽やかな甘さの香りで今でも気に入っています。
ハマナスの名前の由来は果実がナシに似ているからだそうです。
ナスっていうのはナシが訛ったのですって。
バラの実より大きくて、ローズヒップとしてビタミンCの補給源になります。
北海道でもっと栽培して富良野のラベンダーや北見のハッカのようにハマナスの精油やローズヒップが北海道の特産物になるといいのになぁ。
お庭のハマナスは5輪咲いていたので、生のままウォッカに漬け込んでチンキにしました。
出来上がったら夏用のローションを作りたいと思います。
ローズヒップもたくさん出来そうなので、今年は収穫が楽しみです。
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