「今、ここ」にいてくれる身体

pexels-photo -1

エサレン®マッサージで大切にしていることのひとつに「Presence」というキーワードがあります。

プレゼンスとは、「あること」「存在すること」という意味です。
エサレンマッサージのプラクティショナーとして受け手と共に「今、ここ」に在ることを大切にしています。

 

私たちの思考は一日に6万回から8万回も自動的に頭の中でつぶやかれているのだそうです。
それに様々な感情が結びつき、過去や未来を行ったり来たり。
しかも、その80%は過去の後悔や未来の心配というネガティブなつぶやきだといわれています。
私たちの頭の中は一日のほとんどの時間を「今、ここ」を生きることなく、過ごしていることになります。

 

過去のあることを思い出して、その時のシーンを何度も繰り返し映像化してしまい、
あれこれ言い訳をしたり、その時言えなかった文句を言ってみたり、あの時言わなきゃよかった…なんて思ったり。
その時のいやな感情まで、何度もリピートされてしまいます。

 

私のことを言えば、頭の中は未来のことで暴走迷走状態なことがよくあります。

「アレをやらなきゃー、アレやったらコレもかな。コレといえばコッチのコレはどうしようかな?
でも、ソレを先にやったほうがいいかな…。」

ひとつのことを思い出したら、そのキーワードからまったく別のことを思い出して、さらに次、次、次…
ものすごいスピードで絶え間なく思考してしまい、つんのめって転んでしまいそう。

結局、アレもコレもソレも中途半端で終わってしまいます。
でも、次の日にまた同じ思考が繰り返されるのです。
頭の中は大忙しです。

こんな状態を「今、ここ」に戻してくれるのが身体です。
身体は過去に戻ったり未来に行ってしまったりはしません。
いつも「今、ここ」にいてくれます。

 

心が思考に支配されて過去や未来に行ってしまっているなと気づいたら、静かに目を閉じて自然な呼吸を観察します。
呼吸はいつでも「今、ここ」に戻るための身体のプロセスです。
呼吸を観察しているときは過去でも未来でもなく、自然と「今、ここ」にいることができます。

それでもきっと、思考は次々とやってくると思います。
でも、それでいいのです。
思考しているな…と気づいて、また呼吸に戻れば。

 

私もセッションの時にさっと「今、ここ」に戻れるように、毎日、呼吸を観察する時間をとるようにしています。
とりあえず、座って目を閉じて呼吸する…。

ゆる~い感じのほうがうまくいくように感じます。
心のスピードがぐんと落ちて、身体のリズムとつながることができるようです。

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL