悪魔のウン○の臭い。
それはヒーングという、インドのスパイスのことです。
美味しい本格カレーを作りたくて、インド料理研究家の香取 薫さんの本を借りてきたら、
ほんの少し入れるだけでとっても美味しくなると書かれてありました。
でも、臭いがかなりキツイとも。
スパイスをいろいろ調合して作るカレーは今までも作ったことはあるけど、やっぱりお店のカレーとは程遠くて、何か隠し味的なものがあるのかな~と思っていました。
たぶんコレかも!と思い、スパイスを注文したサイトでも販売していたので小さいものを買ってみました。
まだ、開封していないのに臭いがもれてきます。
ちょっと嗅ぐと本当にひどい臭い!
でも、たしかにインド料理のお店で嗅いだことのあるにおいです。
最初はジップロックの袋に入れて保管していたけど、棚を開けるたびに悪臭が~
しっかり密封できるようにガラス瓶に入れました。
足の臭いといわれるバレリアンより臭いわ~。
手持ちの書籍には「むかつくような臭い」とか「ニラの臭いが少しと玉ねぎの臭いが少しに、そのどちらでもない強烈な臭いが合わさったよう」だと書かれ、「別名『悪魔の糞』にふさわしい」なんて書かれてあります。
ヒーングというのはサンスクリット語の名前で英名をアサフェティダ、和名はアギ(阿魏)です。
セリ科の植物の根からとれるスパイスで、精油も取れるようですね。
バレリアンと同じく、鎮静、鎮痙作用があるようです。
臭いものって落ち着くのですね…..
熱を加えると臭いはなくなり、なんとも言えない豊かな風味になります。
ちょっと手間をかけたようなカレーができました!
ひどい臭いだけどおすすめのスパイスです。
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